この記事を読むと財形貯蓄のメリットが分かります。
こんな人に向けて財形貯蓄について解説していきます。
ちなみに僕の結論は、大きなデメリットはないのでとりあえず始めろ!です。
財形貯蓄とは
財形貯蓄とは
勤労者財産形成貯蓄制度(きんろうしゃざいさんけいせいちょちくせいど)は、勤労者財産形成促進法(昭和46年法律92号)に基づき、勤労者の貯蓄や持家取得の促進を目的として、勤労者が事業主の協力を得て賃金から一定の金額を天引きして行う日本の貯蓄商品の形態である。単に「財形貯蓄」(ざいけいちょちく)、「財形」とも言う。
つまり給料天引きで貯金する制度です。
給料から天引きいわゆる控除することによって自分の手もとに入ってくる前に貯金することができます。
ちなみに財形貯蓄は大きく分けて三種類あります。
・一般財形貯蓄
・財形年金貯蓄
・財形住宅貯蓄
それぞれ用途によって使い分けできるように三種類用意されていますが、
預金利息もほぼ変わらないので一般財形貯蓄を選ぶのをおすすめします。
なぜなら、貯金の用途に制限がないので「とりあえず貯金をしたい!」と思っている人は一般財形を選んで下さい。
財形年金貯蓄や財形住宅貯蓄は制限があるので使い勝手が悪く、
貯金初心者などにはおすすめしません。
財形貯蓄の申し込み方法
について説明します。
~財形貯蓄申し込みの流れ~
①財形貯蓄に関する書類が配られる
②書類に必要事項を記入して職員の福利厚生担当に渡す
③銀行の方で手続きが完了すれば、積立スタート!
財形貯蓄の制度を設けている職場なら、ほとんどの場合は募集前に通知がきます。
(一応僕の会社の例で言うと、毎年一回だけ7月くらいに申し込みの募集がされます。)
例えば僕の会社では、申込書や簡単に財形貯蓄の仕組について
記載された書類を一人ひとりに配布されました。
申込先は直接銀行などに行くのではなく職員課みたいなところ
(職員の福利厚生を担当している課)に書類に必要事項を記入し申し込むだけです。
すると数か月後くらいから給料から天引きで財形貯蓄が開始されます。
申し込みにかかる手間は、書類を記入するだけなので
めっちゃ簡単です!
貯蓄金額の決め方
財形貯蓄をはじめるにあたり一番悩むのが貯蓄金額ですよね。
僕自身も悩みました。
とりあえず無理し過ぎで、日々の生活がカツカツになってしまうリスクもあると思い
ひとまず収入(手取)の1割にしてみました。
僕は手取り20万円ほどなので毎月2万円に設定してみました。
(ちなみにボーナスは手取りの半分の20万円貯金にしています。)
これが自分の中で大正解でした。
個人的な感覚ですが収入の1割は貯金初心者からするととても丁度いい塩梅です。
多すぎず少なすぎずです。
僕は現金預金だけでも
毎年2万円×12か月+ボーナス月20万円×2回=64万円 貯金しています。
(とりあえず一年間財形貯蓄だけで見ても64万円を痛みを感じずに貯金することができたのは個人的には大きな収穫です!)
積立先の選び方(株式投資or現金預金)
財形貯蓄の中には、現金で積み立を行う方法と株式に投資する方法があります。
現金ならインフレに負けてしまうリスク
株式なら積み立てた額より損をしてしまうリスク
がそれぞれあります。
なので少し悩みどころなのですが、
結論は現金での積み立てがおすすめです。
理由としては株式投資を行うなら楽天証券やSBI証券などのネット証券経由でないと手数料が高すぎるからです。
ここでは、詳しく書くとややこしくなるので、
結論として財形貯蓄として積み立てていくには現金預金が一番無難です。
インフレなどのリスクを考え出すのは5年とか10年単位で貯金している途中で考えればよく、
貯金初心者の人については、とりあえず目先の貯金を優先させて下さい。
生活防衛資金がないのに財形貯蓄を始めていいのか??
財形貯蓄をはじめようか悩んでいる人の中に
「生活防衛資金が貯まっていないのに財形貯蓄を始めていいのか??」と悩んでいる人がいると思います。
僕の結論は
「生活防衛資金を貯めるために財形貯蓄を始めて下さい!!」です(笑)
例えば僕の場合ですと
家賃やその他もろもろの支払いの為にすぐに引き出せるお金を5~20万円程は通常の口座に入れていてその他の現金預金は財形貯蓄の口座にぶっこんでいます。
財形貯蓄は毎月一定金額を確実に貯蓄することができるので、
生活防衛資金を作るとっておきの貯蓄方法です。
財形貯蓄をしてみて困ったことは??
僕は財形貯蓄をしてみて困ったことはありません!!!
確かに「毎月財形貯蓄をしていなければあと数万円多く遊びに使えたになぁ」っと思うことはありますが、強制的に貯金するために財形貯蓄を始めたのでこれは困った事ではなく先取貯金のメリットです。
浪費に消えるはずだったお金を給料天引きで強制的に貯金しているからこそ無駄使いの抑制に寄与しているのです。
個人的には財形貯蓄をしていて目立ったデメリットがないのが現状です。
ちょっとしたデメリットといえば口座が一つ増えるのというのもありますが、
多くの人にとってほんとに大したことのない事ではないでしょうか(笑)
まとめ
とりあえず財形貯蓄をはじめようか悩んでいるなら
収入の1割を財形貯蓄に積み立てていくことをおすすめします。